人生再生軌跡のブログ

中年まで地べたを這う生き様の私が人生再スタートを幸せになる過程の記録です

あたりまえと手続きの先にある満足度

産業保健福祉コンサルタント

千葉幸恵です。

 

 

あたりまえのレベルが

狭く低くなっている

 

一般常識とか社会通念上と

表現されることがビジネスでは多い

あたりまえの数々です。

 

最近は、働くという事において

会社がわと労働者がわの当たり前が

ものすごく差がありますね。

 

具体的に言うと、

会社にも働く側にも

権利と義務があります。

 

どちらの視点から見ても、

権利と義務に関して

「あたりまえ」が存在します。

 

 

権利だけを主張し義務の部分に対しては

知らない、やってくれない、おかしい

という主張が多いですね。

 

 

大体、会社と働く人が良い関係、

うまく言っている時は、

争いにならないですね。

 

 

 

私が事故で

引きこもっていた時のこと

 

私は15年前に交通事故にあいました。

青信号どおしででぶつかりました。

仕事はホームヘルパーをしていました。

 

会社とは1年間の雇用契約

5月に事故にあいそこから

2年間会社とのやりとりが

続いていきます。

 

私は、その当時既に

精神保健福祉士だったので、

休職中に労働者がするべき事は

とてもよくわかっていました。

 

例えば、

1か月1回の定期報告、

傷病手当金などの手続き、

健康保険の保険料を振り込む

等ですね。

 

普通に働けていれば、

お給料からひかれるわけですが

そのお給料がないわけです。

 

本人の同意があれば、

労災も傷病手当金も会社に

払うと言う事もできるのですね。

 

健康保険や厚生年金保険料は、

会社も半分負担していますから、

労働者負担分をもらわないと

全額にならないのです。

 

でも、大体は傷病手当金

本人の元に全額払ってもらって、

私を信頼してくれてるわけです。

 

次月の傷病手当金の書類と共に、

1筆が添えてある。

体調を気遣う言葉と、何日までに

保険料いくらをお振込みお願いします。

 

私の場合は、結果からいうと

5年引きこもりましたので...。

 

それだけ状態が

自分で悪いと感じていました。

半年くらいの所で、

すぐには戻れそうもないと感じて

旦那の扶養に入れてもらいました。

 

そこで、保険料の支払いはなくなりました。

しかし、傷病手当金の書類ややりとりは

続いていきますね。

 

変わらず気遣ってくださる、

担当者の一筆が

すごく嬉しかったです。

 

本当は契約社員だから、

3月で復帰できなければ

更新にならないはずなんですね。

 

でも、会社がもう1年待ってくださった。

その時点で、もう私の心が

満足に満ちていたんです。

 

ここまでやってくださったら、

もう充分です。

ありがとうございます。

 

私は自分がワーカーでもあるから、

手続きをする側の立場もわかります。

 

事故から2年目を迎えた2月。

契約の切れる1か月前に、

書類が届きました。

 

契約更新が出来ないこと。

それは納得だし。

 

しっかり対応してくださったのは、

会社が説明に来てくださった!

もう充分ですよー。なんですね。

 

ですが、会社としては

手続きをちゃんとしています。

 

事務担当者だけではなくて、

ヘルパーをやっている管理者も

来ます。

 

介護福祉士の専門家が、

私の心身の状況、

家の状態なんかを直に

見て確認しているんですね。

 

健康で働いている時の

状態や顔色は知っている方が

来られます。

 

会社側は、手続きの目的を

理解することが大事ですね。

 

病気だから、かわいそうだからと

言って腫れ物にさわるように触らないと

「ここまでやってくださったから、

もう充分です」と言うことはないです。

 

しっかり手続きをして、固めつつ

相手の満足を得られる対応が必要です。

 

この時に、会社の当たり前、

労働者の当たり前、一般常識が

食い違うと話がこじれやすくなります。

 

最初の段階でしっかりした枠組みを

作っておくことが大事ですね。

 

 

結論:あたりまえ、一般常識が崩れています。

   特に会社や働く規則ではと言えます。

   お互いのルールや常識を確認する機会を増やしましょう。

   対話が大事ですね。

 

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簡単に楽しく続く!うつ予防

セルフケア)

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 ※転載、PDF等による配布許可頂いてます

 

 自分の当たり前と、様々な企業の当たり前も

違いますね。だからこそ対話とじっくりきく

確認が必要なんですね。

 

あたりまえだと思うと、

感情がこじれがちだよ。

ここでも感謝が大切ですね。

 

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